こんにちは!東員町と朝日町で町からの委託産後ケア事業を行っている助産師の水本安由美です。
月齢の低い赤ちゃんのお宅に伺うと、よく「ゲップが上手く出せなくて、お乳やミルクをよく吐いてしまうんです!」というご相談をいただきます。
これ、経験のある方も多いのではないでしょうか?
うちの娘もよくお乳をげぷーっと出していたので、ベビー服はみ~んな首周りが黄色いシミになってます(笑)
月齢の低い赤ちゃんほど、吐きやすいのですが、なぜかというと...
赤ちゃんの胃はとっくり型で、胃の入口のしまりもよくない(筋肉が発達していない)から。
なんです^^
ですから、ゲップが出なかったからではなく、
・おっぱいやミルクを飲みすぎたときや
・お腹に力が入ったときなど、
ちょっとした刺激ですぐに吐いてしまいます!
●大人の胃はこんな形です。
よくCMとかで見る形で、くびれているのがわかりますか?
●赤ちゃんの胃のとっくり型というのはこれ。
まさに縦型で、くびれが無いんですね~。
ゲップがうまく出なくて心配なときは、10分ほど縦抱きにしてあげると飲んだ母乳やミルクのおさまりが良くなります^^
この赤ちゃんの吐き戻しは、成長とともに少なくなっていきますので心配はありません^^
注意が必要なのは、
・授乳のたびに噴水状に吐く場合
・飲んだ量をほとんど出してしまった場合
・体重が増えなくなった場合
・飲んだ量をほとんど出してしまった場合
・体重が増えなくなった場合
このようなときは、産婦人科もしくは小児科を受診してくださいね!